汚屋敷生まれ、汚部屋育ち。

汚部屋脱却を目指し、むらさきが奮闘するブログ。

片付け本を読みました

タイトルの通り、片付け本を読みました。 2冊。

最近またコバエが活気を取り戻していて不快なのと、着たい服がサッと出てこない現状に焦りを感じたからです。

コバエはさておき、服について。

私は大の服好きです。 好みのテイスト、好きなブランドはもちろんあるのですが、そこから外れたものだとしても、少しでも気になると(これ似合うかも!と思ってしまったり、憧れから手を出してみたり)着てみたくなってしまい、そんなに出番の多くない服が増えてしまいました。 そんな服を増やしつつ、好きなテイストや好きなブランドの服も並行して増えていくので、収納は限界を迎えています。

そんな状態の中、最近「あの服着たいな〜」と思った時に、それを見つけられず、仕方なく別の服を着るという事件が発生しました。

この事件で私は 「今、これからの未来の中で一番若くて綺麗なときに着たいものが着れず、将来歳を重ねてその服が似合わなくなってから出てきても意味がないのでは…⁉︎」 と感じたのです。

ここから片付けに対する意欲が高まりました。

しかしスイッチは入りません。

なぜなら、なにを残し、なにを捨てればいいのか分からないから。

そのヒントを得るために片付け本を読んだのです。

まず1冊目は 勝間和代『2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム』

これを選んだのは、著者になんとなく惹かれたから。 私は去年シャープのヘルシオ ホットクックを購入したのですが、今はまだ購入時のダンボールに入ったまま一度も出されず、さらに上に物が積み上げられています。 そのホットクックを数台併用しているのが勝間さん。 しかも、ホットクックを使いこなしているのは彼女が新しモノ好きなだけでなく、大変なものぐさだからホットクックを使うようになった、という話をどこかで耳にしたことがありました。 ものぐさが究極に発展してホットクック活用にたどり着いた彼女の片付け術なら、極度のものぐさの私にもマネできるかもしれないと思ったからです。

また、2冊目は 近藤麻理恵『人生がときめく片づけの魔法 改訂版』

言わずと知れた片付け本ですし、私も一度実家で読んだ記憶があります。 ただ、その時は読み流してしまって、書かれていることを全然自分のものにしようとしていませんでした。 改めて読んでみると、「本当のときめき」を感じているのか判定をするのに意外とスパルタだなと思いましたが、これくらい厳しく査定しないと物が増えるばかりだな…と思い直しました。

どちらの本も「効用」「ときめき」という言葉で、モノを所有していることに対する満足感を基準に、捨てる/残す判断をしています。

私は一目惚れ体質なので(モノに対して)、きっと「効用」「ときめき」ははっきり判定できそうです。

しかし、心配なのは捨てる決意が揺らぎそうな点。 およそ月に一度程度のペースで祖母と会うのですが、祖母はその度に何かくれるのです。 お菓子などの消えモノの時はいいのですが、服やバッグをくれることがしばしば。 好みドンピシャのこともあれば、当然そうでもないものもあります。 好みでない服も一度は祖母の前で着て見せたのですが、それ以降はほぼ出番がないままタンスの肥やしになっている現状です。 それらをきちんと手放せるのか…。 心配はしていますが、心を鬼にして、祖母の気持ちは受け取って自分のものにして、モノはオマケだと思い感謝した手放せるようがんばろうと思います。

まずは歪んでしまって不便を感じている服の棚から手を出そうとしています。 棚を入れ替える際に中の服も断捨離!

どう変化が出るのか、自分自身でも楽しみです!

汚部屋の夏

-皆さんは汚部屋の夏の過酷さを知っているだろうか-

ゴールデンウィーク以降、多忙と疲労を極め、一切片付けができない私の部屋は、この夏も当然汚部屋状態で始まり、汚部屋状態で夏を終えた。

まだ夏みたいに暑い日もあるけど。

窓もカーテンも開けないポリシーで、夏は常にエアコンの除湿運転をして電気を浪費しているため空気としては快適なのだが、ヤツらと出会ってしまった。

コバエである。

繁殖力が半端なく、どんどんどんどん増えてくる。

最初はシンクの排水口で増えている気配を感じたため、熱湯を何度も流した結果、卵も死滅させることができた。

かの有名なめんつゆトラップも併用。

視界に入るコバエの数は少しずつ減っていった。

しかしながらゴミ袋の中で第二の繁殖がスタートしていたらしい。

一時的に減っていたヤツらの数は少しずつ増えてしまったようで、最近また視界に入る頻度が上がった。

前ほどじゃないけど。

汚部屋住人の私は、なかなかゴミ袋を捨てに行かず、部屋に長らく置いてしまっている。

以前書いたように、ゴミ箱は使用しておらず45Lのゴミ袋を床に直置きして、そのまま使っているので満杯になるまで時間がかかるからだ。

そんな中ではコバエもゴミ袋の広い口を出入りし放題、繁殖し放題。

私は堕落した生活の中でコバエが増えやすい最悪な状況を作り出してしまっていた。

…これが1つ目の汚部屋の夏の過酷さ。

ちなみにコバエを手で叩くこともあったので、この夏を通じて動体視力と反射神経がUPした 笑

2つ目の汚部屋の夏の過酷さは、少し移動するだけで汗をかくこと。

大量のモノを跨ぎながらの生活のため、通常歩行よりも運動量が増える。

足を大きく上げたり、大股だったり、バランスをとったりしなければならず、ワンルームの部屋でベッドからトイレへ行くだけでだいぶ汗をかいた。

その割に痩せないけど。

…そんなこんなで、汚部屋の夏は色々問題が発生する。

コバエに関しては、もちろん不快だし、結構反省している。

来年の夏は綺麗な部屋で過ごしたいものだ…。

今週のお題「夏を振り返る」

汚屋敷の母、その娘

私の片付けられない女の血は母譲りである。

母も片付けが苦手で、実家はモノに溢れているため、私はその状態を異常と感じたことはあまりなかった。 今となっては服にこだわりの見られない母であるが、おそらく若い頃は服、靴、バッグが大好きでたくさん持っていたため、今でも思い入れのあるものはとってあるし、趣味である手芸に関して、材料を次から次へと買ってくるし、作品は何十年分も積み上がっている。 私の実家は世間的に見ればそれなりに広いと思うが、その収納の許容量を超えている。

父方の祖母が時々来れば必ず苦い表情をしていたし、母方の祖母が遊びに来ても、実の娘の散らかし具合に呆れていた。

そんな母の元に育った私が片付けのできる人間になるわけもなく、汚屋敷を出てから一人暮らしの部屋を汚部屋化させているわけだ。

生粋の汚屋敷生まれである。

しかしながら、そんな母の元に育ったおかげで、片付けに対するプレッシャーを感じずに生きてこれたことは感謝しているし、片付けの困難さを共感してくれる相手が身近にいることは幸せなことだと感じている。

これからも母と一緒にゆるりと汚屋敷・汚部屋の改善をしていきたいところだ。

母の日は私も母も仕事だが、少し時期がずれたとしても、なにかプレゼントしようかな。 (またそのプレゼントが汚屋敷の肥やしになったりして 笑)

今週のお題「母の日」

計画性のなさと、運の良さ

私にはずっと、計画性というものがない。

計画性がないからこそ、片付けがうまくいかないのはもちろんのこと、他にも計画性のなさが原因で「失敗したなぁ」と思うことは多々あった。

例えば受験。

中学受験と大学受験の2回を経験しているものの、どちらも第一志望校には受からなかった。

計画立てて勉強できず、問題集や単語帳を何回もループするどころか、途中で挫折する。

後ろの方には一度も開いていないページが結構あったと思う。

追い込みの時期だって過去問も大した年数分やらなかったし、当然といえば当然の結果だった。

最後につい先日の話でいえば、消防点検。

私には滅多にないはずの、消防点検と言う名の他人が家に入ってくるイベントが発生したのだが、3週間以上前から日程がわかっていたにも関わらず、私の部屋は結局片付かなかった。

休みの日に片付けようと思っていたはずなのに、計画を全く立てていないゆえに進度がよくないのと、突発で遊びの予定を入れてしまったことが原因だと思う。

どうにかこうにか最後に悪あがきをして、なんとなく人が通れるかな…程度の床が見える状態にもっていけただけ、私にしては御の字である。

(おかげで今は少しばかり部屋が片付いている気がする。)

大きなものから小さなものまで、私は計画性のなさゆえに後悔したことは多々あったはずだ。

しかしこれが直せていない現状。

こんな自分だからこそ、未来に対して不安は抱いている。

結婚や出産はできるのか、そもそもつぎの恋人はいつできるのか分からない。

望んでいるはずなのに、計画を立てて行動するどころか、突然だとしても自ら動けていない。

そんな状況だからこそ将来住む場所も決めかねて不安だ。

地域はどうするのか、マンションなのか一軒家なのか、はたまた実家に戻るのか。

実家に戻ったとしても、今の実家のメンテナンスはどうするのか、建て替えるのか。

未来のことは何に関しても本当に不安が尽きない。

ただ、私は仕事に関しては恵まれた環境においてもらえることが多い人生だと自負している。

これはひとえに運がよかったとしか言いようがない。

新卒で入った会社で配属された部署も、私が面接で希望を語った商品を扱える部門であった。

その会社の製造する商品は多岐にわたっており、私が希望したものを扱えるのは200人以上いた同期の中で5人だったのに、その枠の中に入れてもらえた。

やりたいことをやらせてもらえて、楽しく仕事をしていた。

その後今勤めている会社に転職したのだが、転職をしたくて転職活動をしたのではなく、憧れだった会社を1社のみ受けて、一発で内定をもらえた。

何度も挑戦してもなかなか通らないと聞いていたし、夢や希望を感じただけで未経験の職種。

それでも私がやりたかった仕事をできるフィールドにおいてもらうことができて、今とても楽しく仕事をしている。

入社や配属については完全に運だと思っている。

どちらの仕事においても私は計画を立てて行動しているわけではないと思いつつも、なぜかある程度評価してもらえている気がしている。

上司や同僚など、周囲の人に関する運にも恵まれていると実感する。

計画性のない私なりに、これからも運に任せて自由に突き進んでいきたい。

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ゴミ屋敷化の恐怖

いつもチェックしているニュースアプリで、たまたまゴミ屋敷の記事を目にしました。

特殊清掃が入った現場の写真が掲載されていたのですが、写真で見るだけでもなかなかキツい。

ティッシュと割り箸が白っぽい山を成していたり、尿の入ったペットボトルが山積みだったり(しかも酸化して黒っぽくなっているためボトルのラベルも相まって烏龍茶みたい!)。

しかし、その中に「友達の家だったらキツいけど、ゴミ屋敷としては軽い」と形容される物件がありました。

写真を見ると、私の部屋そっくり。

家主が生活できている感じはするけど、床はあまり見えていなくて避けながらの移動は必須、そして必要なもがあってもすぐに取り出せない状態。

認めたくはないですが、私の部屋はもはや極軽度なゴミ屋敷なのかもしれない…。

そろそろテコ入れしないと、より重度な、それこそ特殊清掃業者に依頼しなくちゃいけなくなるくらいのレベルになってしまいそう。

危機感を覚えた3連休初日の未明です。

(この前結局片付けなかったし、年末だし、せっかく連休だし、始めるか…。)

モノが出せない

先週の暖冬と打って変わって、突然寒さが増しましたね…。
外に出ると道行く人々が重装備になってきているのを感じます。

一方、私は先週と変わらないような格好をしています。

なぜかって?

散らかりすぎて収納が開けずモノが出せないから!!!

本当は今日マフラーを出したかったんですが、どの箱に入っているかなんとなく見当がついているものの(ベッド下の薄型ボックス)、その箱を出すには床に散らかったモノを片付けなければならないという状況でした。
で、マフラーを諦めたのが今朝の出来事。

出かけてみたらやっぱり寒くて、風が吹くたび震える私の姿を見かねた同行者が車に積んでいた予備のストールを貸してくれるという始末。

汚部屋ゆえ、自分で冬支度ができていません。
毎日のように「片付けないとやばい」と感じる出来事が増えていきます…。

お題「冬支度」

片付けの必要性

汚屋敷(散らかり放題の実家)に生まれ、汚部屋で20年以上暮らしてきた私にとって、片付けに必要性を感じていません。

部屋がどんなに汚くても、生活できてしまうことを知っているから。

むしろ散らかっている部屋の方が、よく使うモノが手の届きやすい場所に出ていて便利なのではないかと思う始末。

でも自室に人が来るとなったら話は別。

相手にもよりますが、大抵の場合は私の荒んだ生活を見られたくないので、部屋を大慌てで片付ける羽目になります。

以前住んでいた部屋に、当時の彼氏が遊びに来るとなった時の慌て具合は大変なものでした。

来るかもしれないと思い、会う予定が決まった時から少しずつ片付けていたものの完了までは程遠く、当日「行きたい」と言われて、ちょっと待ってと言ったまま1時間近く車で待たせたこともありました。

定期的に人が遊びに来る部屋の持ち主だと、綺麗に片付けている場合が多いのでしょうか。 でもそれって友達が多い人や外向的な人の部屋でしょうね…。

最低限の人との関わりを持っていれば大丈夫、しかも自分のテリトリーに人を招き入れることほど居心地の悪いことはないと思っている人間には無縁な話です。

でも今週末、近所で人と遊ぶ約束をしました。 もしかしたら私の部屋に来るなんてこともあるかもしれない…。

大慌てで少しずつ片付けます。

(その日まで片付かないフラグ)